旧三井倶楽部 (重要文化財) 北九州市門司区 解体・移築 木造 平成2〜6年 明治の息吹を残す門司港レトロ地区の人気スポット。かつては門司鉄道管理局の迎賓館で、かのアインシュタイン博士も泊まったという当地の代表的建築の解体移築工事に5年の歳月を費やした。今では消えつつあるドイツ壁や漆喰彫刻の技術を復活させ、明治時代の西洋建築に特有の「和小舎組」「洋小舎組(トラス工法)」を組み合わせた精緻な構造と造作を再現した。